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July 13, 2013

少年H

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『少年H』(しょうねんエッチ):妹尾河童

1997年に講談社より刊行 毎日出版文化賞特別賞受賞作品

妹尾河童さんご自身の自叙伝的な物語。戦争の真っ只中、少年だった河童さんが、純粋な目で冷静にその時代を見つめ、それを細かく記憶していることに驚かされました。

勉強よりも労働にかりだされる少年達。過酷な日々の中でも、どこかに楽しみを見つけては、ささやかなことに喜び、たくましく生き抜く力を生活の中で身につけていく。

軍国主義を押しつける厳しい教師には反発し、逆に厳しさの中にも優しさが感じられ、納得できる授業をしてくれる教師を強く慕い・尊敬する。空襲で家が焼けた時、手を差し伸べてくれた多くの友人・知人。 それらすべてが、少年期の彼を支え、成長へと導いていく。

戦中、終戦、戦後と、大きく変化する中、たくましく生き抜く少年H、そして彼をとりまく個性豊かな人達にも魅力がいっぱい。映画もみたいな。(映画の宣伝みたい・・)

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