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August 31, 2011

一歩

お元気ですか? まだまだ暑い日が続いていますね。私は・・少し動くとどっと汗をかく、そんな繰り返しをして過ごしています。いつからこんなに汗かきになったのでしょう? いい汗をたくさん流せるというのは元気だということだと思っていますが(^^)

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お盆明けの休日、久しぶりにカフェホクストンでランチしました。目の前に広がる瀬戸内海を眺めながら、「今、地震が起きて津波がきたらどうする?」なんてことを話していました。Twitterで地震速報をフォローしてみましたが、こんなに頻繁に日本が今も揺れていることに驚きます。

さてさて・・今年の夏、私は一歩前進。自分にしかわからないほどの小さな一歩ですが、昨日の自分とは違う自分に出会えたというのは、それはたとえばお金では買えないものを得られた時のような・・言葉にはできないほどの感動(^^) 親としてでもなく、妻とかでもなく、何かに属する自分ではなくて・・私が私として成長していくことがだいじ・・そんなことを思って努力し過ごした今年の夏でした。

今年も夏の終わりには・・小澤征良さんの『 おわらない夏』
大好きな文章です。

そんな感覚はたとえば、夕方の寒くなった道を飼い主につれられた犬が心の底から喜んでいるようにしっぽを振っているのを見た瞬間にやってきた。または、人ごみの街中をそっと手をつないで歩く老夫婦の後姿とすれ違う瞬間に。あるいは誰もいない夜中の街角にとりつけられた、ひっそりとチカチカひかるクリスマスの飾りつけを見たときに。

毎日の生活の中に見えかくれするやさしい気持ちとか、愛情とか思いやり。そんな瞬間を見てしまって、何ともいえず幸せな気持ちになった。胸のなかがあたたかくなって安心したような気がした・・・・・・・・・・
でも、世の中には辛い気持ちや、逆境に耐えて闘い続ける人もいる。信じられないような悲しい事件がおきる。いろいろな悲しいことの起こりうる世の中で、人が生きてゆけるのは、世の中にああいう美しい瞬間が―砂漠のなかにかくされた水滴のように―ちりばめられているからだ、と思うようになった。

結局そうなんだ、そんなふうに愛情のこもった小さな瞬間をどれだけ人生のなかでもてるか、それが一番大切なんだ、と感じるようになった。いつかくる自分が死んでゆくとき―そのときまでに、どれだけ多くそういう瞬間を私は持てるだろう、一生のうちに私はどのぐらい人にそれを与えられるのだろう、と。

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