« April 2008 | Main | June 2008 »

May 30, 2008

化学作用

02209901 02209902
本屋さんでいつも眺めながら素通りしていたのですが、お友達のブログ記事にその本のことが書かれていたので、ふと読んでみたいなぁって思って・・『海辺のカフカ』を一目散に読みました。どんどん読めるんですが、かなり難解(私には)。でも今の自分と重なり合う部分もたくさんあって、自分の気持ちを優しくなぞってもらってるような気がして、心にしみました。

この春、不思議な体験をしているってことを以前に書きました。普通の日々を過ごしながら心だけ過去のある部分にすっぽり戻っているようなそんな感覚をずっとずっと味わっていました。まるで『海辺のカフカ』の中に登場する『佐伯さん』の如くです。なつかしい写真とか手紙に自分が心ごと過去に引き戻されていくのを何度も感じて・・でも私は今の中に生きいて、今と過去を行ったり来たりしながら、そしてその狭間には寂しさが漂っていて・・それは佐伯さんが感じていた『思い出は心を温めてくれると同時に、心を激しく切り裂いていくようなところがある』っていう気持ちに重なりました。

この世界は休みなく時が流れ、ものごとが損なわれつづけ、心が移ろいつづけていく。それを止めることはだれにもできない。私の感じていた寂しさはそういうところにあったのかなぁ?彼女のように、時間の流れの止まった別の世界に入るための入り口でフラフラ~としていたのかもしれません。

ただそれは、私にとって後ろ向きなことではなくて、そういう不思議な体験をしながら、自分がまた次の自分へ一歩進んでいるのを感じていました。私が寂しさよりももっと深く感じとったのは(感じとりたいと思っているのは)、ある種の大きな前向きな思いです。今回の経験を通して、私の中に新しい何か(本の中の言葉をかりれば・・化学作用のようなもの)が起こり、そしてそのあと私は自分の世界が広がり続けているような気がしています(そうであったらいいなぁ~と)自分のまわりにいる人達への思いがすごくすごく変化しました。人間って本当に不思議です。

『海辺のカフカ』まだまだ・・なので、もう一度読みます(^^)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

May 26, 2008

日曜日・・

Dsc02089_2
久しぶりにカフェ・ホクストンへ。
曇り空でしたが、海の見える景色はいいです♪
ピザを注文して・・ついつい食べすぎてしまいました。

Dsc02086Dsc02087Dsc02083

そして、その近くにある広い公園でトマトと散歩。
きれいに手入れされた芝生はコンクリートとちがって涼しい・・
心地いい風が木々の間を吹きぬけていきます。
トマトは大喜びで走り回りました。
Dsc02091Dsc02097


| | Comments (6) | TrackBack (0)

May 16, 2008

メモリー・キーパーの娘

41eejgb8mql_3キム・エドワーズ

宮崎真紀【訳】

医師ディビッドは、初めての我が子を自らの手で取り上げた。無事に男の子が生まれたが、その後もう1人・女の子が・・双子だった。女の子には障害があった。生まれたばかりの娘を彼は妻に知らせないまま、施設へとおくることを決意する。ディビッドにはダウン症の妹がいた。妹は幼い頃に亡くなり、そのために父も母も自分も悲しい思いをした。同じ悲しみを妻にはさせたくないという一心だった。しかし、そこから生まれた『秘密』は、彼を苦しめ、彼の長い長い後悔の人生が始まる。たった一つの秘密が大切な家族の運命を大きく変えていく。

-以下本文より抜粋-

光をつかまえることなんてできないんだ。ただ顔を上げ、降り注ぐ陽射しをじかに感じればいい。

記憶は一歩進むごとに、こぼれ落ちていく。来年、あるいは5年後、はたしてこの瞬間を覚えているだろうか?でも、それはそれでいいような気がする。

双子の兄妹はお互いの存在を知らないまま成長する。音楽家になった彼(ポール)と、コピー店でコピーを取る仕事をする彼女(フィービ)。別々に生きてきた二人の人生が初めて交わる瞬間。二人の会話がなんとも悲しく、そしてほほえましい。優しく話しかける兄。たどたどしく答える妹。私の一番好きな場面。

父親(ディビッド)は、とにかくたくさんの写真を撮り続ける。記憶を留めるために・・幼い息子を撮る。そしてその中に手放してしまった娘を追い求める。

時間を戻すことはできない。あの頃には戻れない。そんな悲しみがここのところ私の中に湧いている。何十年も前の自分の写真。確かに若い自分がそこには存在している。でも写真だけだ。もうここにはあの時の自分はいない。あの時の自分の気持ちを想像することができても、ただ想像するだけでしかない。記憶はこぼれ落ちていくしかないもので、それはだれにも止めることはできない。それはそれでいいんだよね。それでいいんだ。


| | Comments (6) | TrackBack (0)

May 10, 2008

話していて楽しいということ

GWもあっという間に終わってしまいました。今日は久しぶりに雨の広島。少し気温が下がり寒いです。寒がりなので今日は朝からヒーターを入れました。

GW・・キャロ父さんはほとんどいつもと変わりないペースで仕事だったのですが、我が家にはお泊り客があり、私としては助かりました。色々話すことができて楽しい時間を過ごしました。

『ぼくは彼女と話していると楽しいことに気づいた』-きみを想う夜空に:Nicholas Sparks-より

『話していて楽しい』ということはとても大事なことで、私にとって運命的な出会いはいつも、単純にこういうことから必ずスタートしていたような気がします。私って単純な人なので、複雑なことには魅力を感じることができなかったのかもしれませんが、そういう単純なものの中にこそ自分の求めているものが必ず存在していたし、実はそれが自分にとって長く長く意味を持ち影響力のあるものにつながっていくことを無意識に感じ選びとっていたのかもしれません。

『話していて楽しい』って・・私にとっては自分らしさをそのまま出して話せることかな?そういう会話ができる時は、それこそ時間を忘れるほど、次々と言葉が飛び出してきます。もちろん一方的ではなくて、お互いがそうであってこそですが・・そしてお互いの中の過去・現在・未来を行ったり来たりしながら、それを共有し、そして広がり限りなく続いていく・・お互いの中でお互いが深まっていく過程というのはものすごく心が澄んで、よけいなことは考えていなくて、素直な自分でいられます。快感です(^^)そういうつながりは私にとっては宝物。

そういう友人達に恵まれ、そういう人達のお陰で今、私はこういう私として存在していられるということ。幸せな自分です。

※さすがに日曜日はキャロ父さんもお休みだったのでみんなで近場にあるチューリップ畑までドライブしてきました。(お友達から頂いた画像です・・私のデジカメ画像は、今ちょっとトラブルでアップできません)

 Tyuripu2_2 Tyuripu1

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 02, 2008

流星の絆

41vqtpxt2bxlキャロ父さんから図書カードをゲット♪早速、使わせて頂いて・・東野圭吾さんの『流星の絆』読みました。ミステリー小説とかあまり好きじゃないんですが、東野さんのは好きです~(なんで?)とりあえず感想は・・本の中に出てくるアリアケの『ハヤシライス』が食べたくなりました。

で、我が家の今日の晩ご飯は『ハヤシライス』となりました。ただいまシャトルシェフの中で保温調理中♪今夜の食事予定時間は、11時過ぎ頃(キャロ父さんから帰るメールあり)になりそうなので、ちょうどよい具合に出来上がりそうです。

さてさて・・私、久しぶりに髪をカットしてきました~
な・な・なんと~20cmもカットしました。
多忙なキャロ父さんは
気づいているかどうか不明ですが・・(おいっ!)
近所のおばさんが気づいてくれて声をかけてくれました。
『yumiちゃ~ん、今日はきれいにしてるね~』って^_^;
『昨日は汚かったの?』と
つい突っ込み入れたくなる大阪人。
明日もきれいでいられますように・・(^^)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« April 2008 | Main | June 2008 »