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April 13, 2008

きみを想う夜空に

41hhpzxdrql_3ニコラス・スパークス(著) 雨沢 泰 (翻訳)

主人公のジョンは1977年生まれ。陸軍の兵士。ジョンは9.11の同時多発テロによって、図らずもイラクへ派兵され過酷な戦闘を体験する。そうした「アメリカの現代」にもてあそばれる運命の展開は、主人公の恋愛の行方に大きな影響を与えることになる。

そして・・以前は自閉症と誤って診断されていたアスペルガー症候群も、この物語において重要な位置を占めている。

いつも思うことですが
本を読むと・・必ず今読んでいる内容とシンクロしているかのような場面にたくさん出会うのです。自分がそういうフィルターを通してすべてを見ているからなのでしょうか?

たとえば・・
先日、オフ会が行われたのは基地の町・岩国でしたから、米軍の若い人達とすれ違ってあいさつをかわすたびに、彼らがみんなジョンに見えて、彼ら1人1人に大切な家族がいて、恋人もいるんだろうなぁ?等と私の想像は留まるところを知らず広がっていってしまいました(^^)

私としては珍しく『純愛小説』。冷静に見れば、現代アメリカの小説で“狙って創られた”作品と言えるのですが、何と言っても私の感性は単純にできているので、静かな切なさで綴られたこの恋愛小説に素直に泣きました。人と人が出会うことはいいなぁと改めて思わせてくれるような・・そんな物語でした。

人が人を想う気持ちというのは、ものすごく自然なもの。そして、それとは全く違う次元で、人は義務とか責任とか運命とかそういうものを背負って生きている。違う次元のものだけど、生きて行く中でそれらが混ざり合って存在しているということが、耐えること祈ることを教えてくれる。君を思うために君から離れる、君を思うからこそ悲しみに耐える。深いものを知れば知るほど人は遠く広く見渡しながら生きていけるような気がします。

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Comments

昨夜 東京へ発ちました。。お世話になりました((_ _((-д- )

愛娘を想う気持ち・・心なしか気持ちが沈みましたo( _ _ )o
折角の出発なのにね~父親の気持ちとはこんなものなのかな~なにやら切ない?

yumiさん。。お気持ち心ずかい有難うございました。

Posted by: 海空じいじ | April 14, 2008 at 11:03 PM

海空じいじさま

Eriちゃん、出発されたんですね。
喜びと寂しさ背中合わせ・・ですね。
じいじさんの切なさ、私にも伝染しそうです。

何度かEriさんにお会いできたこと
うれしかったです。
Eriさんのような娘が我が家にいたら・・
なんてことをキャロ父さんと話したりしました。
うらやましい限りです。

Eriさんのお幸せそうなお顔をイメージして・・
おやすみなさい。

Posted by: yumi | April 14, 2008 at 11:50 PM

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