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June 30, 2006

永遠の火

正直な気持を書こうとするとまだまだキャロのことになってしまいます。毎日、キャロのことを思うのは自然なことだと思うので、しばらくはキャロを思って暮らすことにしました。でも、私は予想外に元気です。キャロが元気ビームを送ってくれてるのかも。

「キャロは本当に存在したんだろうか?」と最近、よく考えてしまいます。あんなに信頼した目で私達をいつも見つめてくれていたキャロが本当にどこにもいないのです。キャロは夢だったのかなぁ?すべてが夢の泡なんでしょうか?私も私をとりまくものすべてが夢のようなものなんでしょうか?

4163248706_2 田口ランディ:永遠の火( 被爆のマリア )


今から60年前、広島と長崎に恐ろしい爆弾が落ちました。たくさんの人々、美しい街並みやきれいな川、そこに住んでいる魚や虫たちも、一瞬にして消えました。あれから60年……。父親から突然、結婚式のキャンドルサービスに「原爆の火」を使ってほしいと頼まれ困惑してしまう主人公の女性(佳代子)・・

父の突然の申し出にびっくりし、主人公(佳代子・・1人暮らしをして数年たっている)は久しぶりに実家に帰る。年老いた両親の日常を眺めながら、娘である自分が家を出ていってからの両親達がこの家で過ごしてきた時間を思ってみた。それまで、残された父母がどうやって生きてるか?なんて考えたこともなかったのだ。久しぶりに両親とお墓参りにも行く。そんな時間の中で、見え隠れする父の「永遠の火」への思い・・

※「原爆の火」は実在の火がモデルになっています。福岡県八女郡星野村に住む男性が被爆地広島から持ち帰り、のちに、各地に分灯されていったのだそうです。

年老いた時、人が求めるものは、神でもなく愛でもなく、祈るべき何かなのかもしれない。主人公(佳代子)が実家から再び帰る時、両親が玄関で見送ってくれる。彼女は何度も両親の方を振り向く。3度目にふりむくと父母が消えていた。

突然、消えてしまったキャロのことをまた思う。生きてるってはかない・・でも、だからこそ祈るのかなぁ?永遠を・・

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