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January 07, 2006

終わりのない旅

000078080000 【ノーザンライツ:星野道夫】より

時々風が森の中を吹き抜け、木々がざわざわと揺らめいていた。朽ち果て、すっかり苔むした倒木から、この上に落ちた幸運なトウヒの種子が新しい芽を出していた。倒木は養木となって、いつの日か自分の姿がすっかり消えるまで、この小さな芽を一本の大木に育てあげるのかもしれない。あらゆる生命体が、ゆっくりと生まれ変わりながら、終わりのない旅をしている。

アラスカの野生動物を主に撮り続け、カムチャッカ半島で熊に襲われて亡くなった写真家、星野道夫。彼の写真、エッセイ共に大好きです。何度もここに書いたかもしれませんが・・時々、彼の写真や文章に会いたくなります。大きな地球時間からすれば、私達が今、生きているということは本当にちっぽけなことなのですが、それは逆にとても大切でかけがえのないものなんだということをいつも思い出させてくれます。

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