January 14, 2012

大人の流儀

この家に住んで十年が過ぎました。少しずつ物が増えているのが気になって、年の初めから色々と整理を始めていました。「物より思い出」とかいうCMがありましたが、思い出の場面が鮮明に浮かんでくるような物というのは、物=思い出そのものなんですよね。そういう物は中々処分することができません。そうでないなら、すっぱり処分できてしまうのですが・・
私は折に触れ思い出に浸るような人ですが、キャロ父さんは全くそういうことはなくて、前に進むことにすべての時間を使っているような人ですから、過去のことなら私はたいていのことは答えられますが、明日の予定はキャロ父さんしか知らないという感じの我が家・・です(^-^)

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欲しいと思っていたら、ホームベーカーリーが我が家にやってきました。で、パンを毎日焼いています。パンを焼くと家中に香りが充満して、トマトが騒がしくなって困ります。
ロールパンを焼いていて、一昨年亡くなったMちゃんを思い出しました。高校生の頃、近所で仲良しのMちゃんがロールパンを焼いて持ってきてくれたことがあったんです。あの頃はホームベーカリーなんて便利なものもなかったから、もっともっと手間をかけて焼いてくれたんだろうなぁ。

2169421_2今年初めの読書は『大人の流儀:伊集院 静』。一番最後のところに、数年前に観た映画での老婆のせりふが紹介されています。

「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」

私はまだまだ若いんだ。


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December 18, 2011

主張

夏に枝を切ろうとして蜂に襲撃され、そのままになっていたスモモの木。冬になり葉っぱが全部落ちた今ならだいじょうぶだろうと、先日、横に伸びた枝を短く切り、さらに高くなりすぎた太めの枝を、手が届くくらいのところでのこぎりで切ろうとしたら、またまた災難です。 木の粉がぱらぱら落ちてきて目に入ってしまいました。このくらいだいじょうぶだろうと作業を続けましたが、その後、目が充血して痛くて・・大変でした。

スモモの木が「切らないで」って、主張しているようでした。そして吉本ばななさんの「みどりのゆび」という物語を思い出しました。おばあちゃんが孫に植物を大切に扱うことを伝えるお話でした。

【吉本ばなな:みどりのゆび】より

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ふいに祖母が言った。 「アロエが切らないでって言ってるの。にきびも傷もなおすから、花も咲かせるから、切らないであげて。

それでね、おばあちゃんはあんたにはわかると思うの、そういう感性がね。植物ってそういうものなの。ひとりのアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見るどんなアロエもみんなあんたのことを好きになるのよ。植物は仲間同士でつながっているの。

アロエは陽を受けて、私に何か言いたそうにしているように思えた。とげとげした肉厚の葉を冬の空に高く広げ、重なりあい、いくつもの赤くごつごつとした花を奇妙に咲かせて、生きている喜びを伝えようとしていた。 アロエの愛情に包まれて、私は陽の光の中であたためられているような気がした。

そうか、こうやってつながりができていくのか、もうアロエは私にとってどこで見ても見る度にあたたかいものや優しいものにつながっていく。どのアロエも私には等しくあの夜に植え替えたアロエの友だちだ。

人間と変わらずに縁ができていく、こうしていろいろな植物と私はお互いに見つめあっていくのだ、そう思った。祖母から私が受け継いだものは、たとえ根拠のない迷信のようなものでも確かに役立っていくその力、よく言われる「みどりのゆび」なのだった。この才能があれば植物はその命をこの腕の中で存分に輝かせることができるはずだった。こうやってこの仕事についた人々と私もまた、つながっていくのだ。

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December 09, 2011

気持ちですから・・

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たくさんさつまいもを頂いたので・・・ ちょっと焦げたりしてますがスィートポテトです。焼きあがったところにみかん蜜をぬって出来上がり。キャロ父さんの職場へ差し入れしました~ 下手ですが、気持ちですから・・ さつまいもの甘さがすべてをカバーしてくれています。

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November 29, 2011

今の君を・・

011_2秋らしくない暖かい日が続いていたかと思ったら、ここにきて気温がぐっと下がってきました。まわりの景色も冬色に変化しつつあります。一日が36時間くらいあったらいいのになぁ~と思う季節になりました。日没が早くて、毎日せかされてるような気持ちになります。あれもこれもと思いながら、時間がさっさと過ぎていってしまいます。


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November 09, 2011

こころ旅

こころ旅(BSプレミアム)という番組が好きでいつも見ています。視聴者から寄せられた手紙に書かれた「こころの風景」を求めて、俳優の火野正平さんが、自転車で日本列島を縦断(時には電車等に乗ることも)。「こころ」にある忘れられない風景を、自転車で訪ねるという番組です。旅の目的地は、毎日、お手紙につづられた場所。手紙と地図をたずさえて、送り主の思いに寄り添いながらの旅を続けています。

自転車をこいでようやくたどりついたその日の目的地・思い出の場所に立って、あるいは、思い出の景色を見降ろし腰降ろして、その方の手紙を読まれる火野正平さん。テレビのこちら側で見ている私には、もちろん初めての場所ばかり。でも、その方の思い出につなげてその風景を見ていると、不思議と私までその「思い出」に引き込まれていってしまいます。

昨日は、71歳の男性の「こころに残る風景」でした。初恋の人と初めてデートした城跡の映像が映しだされると、何十年もたっているのに、過去のその時のお二人の様子が見えるようでした。城跡の映像はこちらで→こころ旅

なんてことない番組なんですが、な~んか?なんてことあるんですよね。

私にとっての「こころの風景」って何だろう?とずっと考えているのですが・・また、後日に。

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November 07, 2011

秋は夕暮れ

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
君だけを連れて行くよ 夕暮れのたもとまで
繋いだ手は離さないから それ以上泣かなくていいよ

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

ほおづきを鳴らした道 夕暮れのたもとまで
いくつ夏が過ぎ去っても 変わらないものがあるから

暗い闇に紛れる前 僕だけに君の弱さ見せてよ
茜色は儚く消える 君は僕のそばにいればいいから

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;

『夕暮れのたもと』 *秦 基博* ⇐ いい曲~


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October 15, 2011

ありがとう

今年の誕生日も、Mちゃんからプレゼントが届いた。今年も彼女は私が今欲しいと思っている物を、知っているかのようで驚いた。

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桃ちゃん見習って
スマホから初更新。
やたらてまどってる~
できたかな?



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October 12, 2011

だれに会ったと思う?

たま~にあることなんですが・・仕事中のキャロ父さんから「めずらしい人に会ったよ」とか「なつかしい人から電話をもらったよ」とかいう☎が・・

昨日は「めずらしい人に会ったよ~」でした。 それも、キャロ父さんも私もトマトもだ~いすきな犬友さんとバッタリ出会ったということでしたから、こちらまでウキウキ~となりました(^^)

偶然会ったキャロ父さんと犬友さん(ボス家)、お互いの目印はやはりワンコだったようですね。 キャロ父さんの車にはキャロとトマトのシールが貼ってあるので・・見つけてもらいやすかったかも。

夜、キャロ父さんはボス家から頂いたカードを持って帰ってくれました。可愛くてカッコいいボス君の写真。毛がフッサフッサでトマト家としてはうらやましいなぁと眺めさせて頂いています。(トマトは毎年、 この時期に毛が抜けます(^_^;))
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September 16, 2011

人と人

久しぶりに映画へ。「ツリーオブライフ」をみたかったのですが、残念ながら近くの映画館では上映してなくて、「神様のカルテ」をみてきました。テーマ音楽は辻井伸行さんでした。

原作本はかなり話題になっていたんですね。私はそれも読んでなくて・・「神様のカルテ」というタイトルから色々想像していたのですが、「なるほど」という感じ・・

少しだけストーリーを・・

自然あふれる長野・松本の病院で、内科医として働く主人公・栗原一止(櫻井翔)。 24時間365日対応、しかも医師不足という状況で毎日ヘトヘトになりながら勤務。そんな日々の中での一人の女性患者との出会いが、彼の大きな転機となる。

地域医療の問題、高齢化社会、一人暮らし、闘病、孤独、色々考えさせられました。

先日、御近所の方が転居の挨拶に来られました。御主人が亡くなられてからは一人暮らしをされていたのですが、娘さんの近くに転居されるとのことでした。いつも変わらないようにみえる田舎の景色も、ゆっくりですが変化しているのを感じます。住み慣れた家から離れるのは、寂しいだろうなと思います。それを見送る側も、同じように寂しいです。

映画と現実が重なりあって流れていきました。

生きていくのは大変です。何をしても大変。一生懸命働いて、努力して、悩んで、そして、だれしも年老いていくんですよね。結局、どんな時も最終的に人は人とのつながりに支えられ救われていくんだ・・と。

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新聞でスマホで探せAEDという記事を読みました。早速、スマホに現在地からAEDを検索できるアプリ(日本全国AEDマップ)を入れてみました。田舎ですが、結構近くにありました。しかし、AEDをちゃんと使いこなせるのか疑問。
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August 31, 2011

一歩

お元気ですか? まだまだ暑い日が続いていますね。私は・・少し動くとどっと汗をかく、そんな繰り返しをして過ごしています。いつからこんなに汗かきになったのでしょう? いい汗をたくさん流せるというのは元気だということだと思っていますが(^^)

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お盆明けの休日、久しぶりにカフェホクストンでランチしました。目の前に広がる瀬戸内海を眺めながら、「今、地震が起きて津波がきたらどうする?」なんてことを話していました。Twitterで地震速報をフォローしてみましたが、こんなに頻繁に日本が今も揺れていることに驚きます。

さてさて・・今年の夏、私は一歩前進。自分にしかわからないほどの小さな一歩ですが、昨日の自分とは違う自分に出会えたというのは、それはたとえばお金では買えないものを得られた時のような・・言葉にはできないほどの感動(^^) 親としてでもなく、妻とかでもなく、何かに属する自分ではなくて・・私が私として成長していくことがだいじ・・そんなことを思って努力し過ごした今年の夏でした。

今年も夏の終わりには・・小澤征良さんの『 おわらない夏』
大好きな文章です。

そんな感覚はたとえば、夕方の寒くなった道を飼い主につれられた犬が心の底から喜んでいるようにしっぽを振っているのを見た瞬間にやってきた。または、人ごみの街中をそっと手をつないで歩く老夫婦の後姿とすれ違う瞬間に。あるいは誰もいない夜中の街角にとりつけられた、ひっそりとチカチカひかるクリスマスの飾りつけを見たときに。

毎日の生活の中に見えかくれするやさしい気持ちとか、愛情とか思いやり。そんな瞬間を見てしまって、何ともいえず幸せな気持ちになった。胸のなかがあたたかくなって安心したような気がした・・・・・・・・・・
でも、世の中には辛い気持ちや、逆境に耐えて闘い続ける人もいる。信じられないような悲しい事件がおきる。いろいろな悲しいことの起こりうる世の中で、人が生きてゆけるのは、世の中にああいう美しい瞬間が―砂漠のなかにかくされた水滴のように―ちりばめられているからだ、と思うようになった。

結局そうなんだ、そんなふうに愛情のこもった小さな瞬間をどれだけ人生のなかでもてるか、それが一番大切なんだ、と感じるようになった。いつかくる自分が死んでゆくとき―そのときまでに、どれだけ多くそういう瞬間を私は持てるだろう、一生のうちに私はどのぐらい人にそれを与えられるのだろう、と。

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«怒らせると怖いです。